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特急おおとり(函館発釧路行) [ことば]

札幌の石狩会館は叔父が結婚式をあげたところであった。
そのころはまだ児童であったとは以前、
サンデパートare go で述べた。
そのかえり、
爺さんと兄貴と3人で特急おおとりにのった。
帯広までである。
叔父がつごうしてくれた。
特急にのるのはそれがはじめてであった。
うすみどりしたよこながのキップを目にしただけで興奮したのを覚えている。

車内ではなんとダブルブッキング。
雪で到着おくれ。
と、さんざんであった。

2人がけシートを回転させるのが印象的であった。

帯広到着後、
連絡の士幌線にはまにあわないのであるが、
爺さんが駅員にくいさがっていたのをかすかにおぼえている。

特急おおとりはのち石北線(函館網走間)をはしったが、
とうじはおおぞらとおおとりの名で根室本線(函館釧路間)を疾駆する。
花形特急であった。
急行は十勝、狩勝といった。
カレーのはなしをしようとかんがえていたけれど、
またこのつぎ。





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