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WBCでU.S.A.に負けたワケ [スポーツ]

惜敗といえばそのとおりだろう。
完敗といえば、そうかなぁ、とおもうだろう。
言葉とはつかいようだ。

わたくしは完敗である、と感じている。
紙一重という。
けれど、その紙一重というのは、けっこう厚いということをしるひとはすくない。圧倒的に。

ニッポンの野球をスモールベースボールという。
なるほどそういうものか。
それは発見であった。
が、そんなことはどうでもいい。
そうおもうひとがそうおもう。
それだけのこと。
こんかいはそこに固執してしまったとはいえまいか。
8回裏、小林誠司捕手に代打内川聖一選手。
かれはたった一度のチャンスをものにした。
次は山田哲人選手。
ここでこそ山田哲人選手を1番バッターにすえたかいがあったというもの。
が、あっさりと犠打。
なんのための山田哲人選手の1番起用なのだろう。

犠打は有効か。
有効だと信じてうたがわないニッポンの指導者層。
それを支えるおおくのファン。
そこに問題の巣窟がある。
守備的では勝てないのに攻撃的な発想になれない。
スモールベースボールかどうか、以前のもんだいではあるまいか。


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