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サッカーがうまい、とはどういうことをいうのか 1 [サッカーの基礎]

ちびっことサッカーをしている。
そのときのおとなの反応が或るパターンを逸脱せず、
多様さがないことにきづく。
うまい、
とおもうか、
へただとおもうか、
そのいずれかでしかないようである。
うまい、
とはどういういみなのだろう。
あのこはうまいなぁ、
というあのこは、
いったいどんなふるまいをしているのだろう。

ちびっこがおとなたちの想像をこえた仕掛けをしたとき、
おとなはそのこに、
「うまい。」という。
このときのおとなの反応はほぼひとしい。

ゴールへのパスをきめたとき。
とくにアクロバチックな仕掛けのときは異口同音。
そんなところだろう。

日々のなかで、
たとえば、
おとなしいとかんじていたこどもが、
ひとりでゴールへパスをしかけたとき。
これなぞは、
「あんなプレーをするなんて、びっくりした。」
という。
反応はあるが、
パターンをこえない。
そういうおとなたちにこどもたちはかこまれている。

つまらないのは、
つまらないおとなが多いからにすぎないのではなかろうか。

それは球しかみていないから。
ゆえ、
局面しかおえず、
全般をみわたせない。
球のないところでのちびっこの活躍をまったくみていないからではなかろうか。

そうじてこのみかた、
この邦においてはサッカーにだけあてはまるものではなさそうである。
欠落であり、
まったくの訓練不足というしかあるまい。


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