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イヴィツァ・オシムさん追悼 [サッカーの基礎]

まず、ことわっておきたい。
メディアはしきりに、
オシムチルドレン
ということばをつかう。
教え子たちといえばすむ。
それとて異論はあるけれど。
薫陶(くんとう)をうけた、
というべきではないだろうか。

だから、
ニッポンはだめなのではないだろうか。
いつになったら、
grown-ups になれるのだろう。

こういうふうに、
ヨコモジ、カタカナことばをつかう。
それは、
いみがぼやける(いみをぼやかしたいのだろうか)、
いみが不確かになる(いみが不確かでいいのだろうか)。

無自覚で、
無反省な、
ニッポンを醸成(じょうせい)していることをわかっていない。
わるい癖でしかない。
わるい癖ならば、
意識してなおしていくべきだとおもう。

無自覚で、
無反省をオシムは問うた。
日本人の中位のメンタリティを、
かれはわれわれに問うた。
ちゅうとはんぱで満足するようにみえる、
そんなニッポンにかれは問うた。
それでいいのか、と。

わたくしはおもう。
その問いに、
いまだニッポンは、
こたえていない。





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