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ウイルスはじぶんのことをウイルスとはいわない [ことば]

ウイルスはじぶんのことをウイルスとはいわない。

むかしインデアンはじぶんたちのことをインデアンとはいわない、ときいたことがある。
ナバホもチェロキもアパッチも、よそのひとが名づけたという。
地球にとってみれば、人間の存在は、いわばウイルス。
ウイルスはじぶんのことをウイルスとはよばない。

ウイルスとの共生という。
わたくしはこういうえらそうないいかたがきらいだ。
こういうことばのつかいかたが、まちがっているとおもうからである。
すくなくとも人類よりもさきにこの世界にいきている。
ウイルスがヒトに悪いことをするから。
姿がちっちゃいからか。
ヒトがウイルスをけぎらいする。
それは勝手である。
ヒトはウイルスを体内にもっている事実。
それをしらないとはいわせない。

地球にわるさをする人類。
その人類はふえつづける。
減らす方法はみあたらない。
ふえない方法をかんがえるほかない。
が、かんがえない。
地球がそれをどうとらえるのだろうか。
とらえるわけがないのだろうか。

自然淘汰とだれかがいう。
淘汰するのはなんなのか。
淘汰されるのはなんなのか。
そもそも自然淘汰とは、ありうることなのだろうか。
わたくしにはえらそうにきこえてならない。





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