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さんま不漁 [ことば]

さんまがとれないという。
いままでどれだけのさんまをとってきたことか。
中国や台湾の乱獲にうつてなしという。
ひるがえってわが邦はいったいどれほどの乱獲をしてきたのだろうか。
ちっともかえりみない。
さんざ乱獲をしておいて、わがものがおで中国や台湾を揶揄する。
さんまをよろこんでたべるのはニッポンだけではない。
さんまのおいしさにみんながきづいたのである。
かれらはわが邦がたどってきたみちをおなじようにたどってきているにすぎない。
あしき見本はわが邦がつくったのである。
無責任で放縦。
わが邦の漁業である。

さんまがとれないのならがまんすればいいじゃないか。
さんまが高級魚になり、雑魚(ざこ)とよべなくなる。
それだけのこと。
そもそも雑魚などというさかなはない。
そのことにきづくだけでもましではないか。
さんまにたいしての無礼をわびる絶好の機会である。



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この邦はブスとブ男がそのほとんどである [ことば]

わたくしはブ男である。
言葉はわるい。が、この邦はブスとブ男でなりたっている。
地域性はあるだろう。が、まちがいない。
この邦はブスとブ男がそのほとんどである。
ニッポンの一般的な感性はそのかれら(われらというべきか)がつくっている。
そねみ、ねたみ、などの一般的な感情はかれら(われらというべきか)なしではつくれない。

髪のうすいひとをハゲという。
よその邦ではハゲはブ男の範疇(はんちゅう)にははいらない。
肥満とて状態にもよろうがそれでブ男とはならない。
ニッポンではそのいずれもがブ男の範疇である。
においがしそうものなら、ブスはブ男に、さいてい、の烙印をおす。
においは個性といわれるものであるにもかかわらず。

かわいい、とか、美女、というのもニッポンとほかの邦とでは標準がちがうようである。
ビューティとはかわいいでも美女でもない。
が、ニッポンではかわいいといえば、こう、美女といえば、こう、と、一般的な標準はきまっている。
かわいい、も、美女、もニッポンの概念ゆえ、なのだろう。
で、それをつくりだしているのが、ブ男であり、ブスなのである。



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