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LACOSTE ラコステ社製の黄色いポロシャツ [みだしなみ]

まだバイパス道はできてなかった。
家のまえは国道241号であった。
駅前ではあったが街のはずれ。
国道とはいえ、まちなかにだけの舗装であった。

国道をはさんでサカエ式農機具製作所があった。
長男はわたくしのひとつうえであった。
おしゃれで、
中学校へかようのに、
学生服のズボンをスリムにしたてなおしてはいていた。
くつはスリップオンであった。
あるとき、なにげに黄色のポロシャツをきていた。
LACOSTE ラコステ社製であった。
フランス製であったのだろう。
メーカー品のうえをいく、
一級品。
帯広で買ったのだろうか。
そうだとすれば、
帯広広小路「メンズショップ トクラ」あたりが仕入れていたのかもしれない。

メンズクラブでちらちらとめにしていただけである。
手にしたのは、東京の新宿「三峰」。
あれから7年たっていた。





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スーダラ節おどる [わがまち士幌]

国道をはさんでサカエ式農機具製作所はあった。
わたくしのいえはもろ木造のつけたしの2階建てであった。
そのいえはひらやではあるが、
コンクリートの黄色い壁、
赤いトタン屋根。
いまからおもえば、
ずいぶんと瀟洒ないえであった。

はぶりはよかったのではなかろうか。
フジカシングル8(エイト)で撮ってもらった映像をみたことがある。
演者というか、
映像にはわたくしと農機具製作所のひとつうえのぼんとであった。

おさないわたくしは、
そこでスーダラ節をおどってみせた。
ゆでとうもろこしをくわえ、
むしゃむしゃとたべる。
とちゅう、農機具製作所のぼんに、
そのとうもろこしをうばわれる。
そんな内容であった。

ゲラゲラわらってみたにちがいない。
が、のち、わたくしの母親は、
とうもろこしをぼんにうばわれたシーンをみて悲しい気持ちになったと述懐した。
たくましさとあかるさしかないわが子をみて不憫におもったのであろう。

じっさいはわたくしが農機具製作所のぼんのとうもろこしをうばって食べていたのである。






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怪物などいない [スポーツ]

松坂大輔投手が引退する。
かれを平成の怪物とよんだ。
ほめそやす。
メディアの常套句。

怪物などいるものか。
わたくしはおもう。

江川卓さんとてしかり。
怪物なら怪物の、
みのひきかたがあるべきではないか。
いや、
そもそも怪物はみをひかない。
ゆえに怪物なのである。
政界、
財界、
うようよいる。

すくなくともスポーツの世界には怪物などそんざいしえない。
引退後のことはしらない。

令和の怪物。
ああ、あの選手ならそういわれるだろう。
さっしがつく。
が、まちがいである。

試合後、氷で肩をひやす姿。
マッサージをたんねんにうける四肢、背中。
えんえんとつづく素振り。
まんぞくいくまでのシャドーピッチング。
かれらはまちがいなく怪物なのではない。
ぎりぎりの自己鍛錬の結果。
その雄姿をみせているにすぎない。
虚勢だけかもしれないのだ。

スポーツの世界に、
怪物などいない。





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糞尿譚 [わがまち士幌]

わたくしの地方では、
むぐす、
糞をむぐす、
糞をもらすことをそういった。

ちびっこたちが(とくに男子)こぞって糞尿に関するはなしでもりあがるのは、
みなおなじような失敗談を経験するからではなかろうか、
とおもう。
糞尿に関するはなしがすきなのではなくて、
つよく関心がある、
というべきかもしれない。

わたくしは保育所にかよっていたわけである。
保育所は街のはずれ。
わが家も街のはずれ。
けっこう歩くことになる、

播州屋は3軒となりにある。
その店のまえまでは辛抱できていた。
でもだめであった。
わたくしは撃沈し、
のそのそとあるきかたをかえていえにたどりつく。
母親におこれれる。

あるときまたむぐす。
そのパンツを厠(かわや)のてまえの物置、棚のしたにかくした。
おおやけになるのははやかった。
母親にしかられた。

またあるときなどは、
2階にいて我慢がならなかった。
帯広側の窓こしにびろびろと糞をたれた。
下痢であったのだ。

枚挙にいとまなし、というほどではない。
小便がしたくなって、
がまんしきれず、母親にかけてしまったことがある。
母親からかみなりがおちた。
階段でむぐしやこともあったっけ。

まぁ、これくらいのものである。
おおいかすくないかはわからないなぁ。へへへ





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Chipp のジャケット [みだしなみ]

札幌の大通西1丁目に札幌マルサがあった。
そこの4Fに Forest というメンズショップがあった。
わたくしはそこで Chipp のジャケットを買った。
羊毛のジャケットはいまでももっている。
37.000円ではなかったか。
けっこう高価であった。
マドラスチェックの夏物は兄貴に献上した。

Chipp は John Fitzgerald Kennedy (ジョン・F・ケネディ)が Suite をあつらえた老舗。
すでになく、
ニッポンではマクベスがライセンスをもっていた。
そのマクベスもいまはない。

わたくしのシャツはほとんどが Chipp である。

アメカジの前身である、アイビースタイルがすきであった。
メンズクラブ(家庭画報社)を熟読していたとは以前書いた。
あこがれは新宿のアドホックのメンズショップである。

修学旅行で東京にきて、
アドホックにいきたかったのだけれど、なぜか銀座の三越へ。
そこで紺のHの文字がはいったレタードカーディガンを買った。
白地でかたほうの腕に紺色の二重線があった。
Gant 社製であった。
それでこずかいをつかいはたす。

そでをとおしたことはあまりなかった。
実家にねむっているのだろうか。
生地はずいぶんと厚手であった。





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日本1-0南アフリカ [サッカーの基礎]

東京オリンピック サッカー男子 1次ラウンド グループA
日本1-0南アフリカ
オリンピックへの関心はうすれてはいる。
サッカーとバスケットは気になる。

むずかしい試合になるであろうこと。
韓国がニュージーランドに負けたことでも想像はできた。
メキシコは強い。
メキシコ4-1フランス

久保建英選手のワールドクラスなゴールによって勝つ。

まず、久保建英選手の位置のとりかた。
それとボールのとめかた。
ひとりをよけて、ゴールへのパス。
かれはそれを想定していたという。
そうであろう。
そうでなければ生まれない。
決めるとおもわずして決めることはできやしない。
それがゴール。
これがサッカー。

この試合、久保建英選手がキーマンであることはまちがいなかった。
もちろん久保建英選手ひとりが試合を決めたのではない。
ただ決定的な仕事をするお膳立てはそろっていたのかもしれない。
久保建英選手は、
ずうっとくすぶっている。
ゴールを決めたときのかれの顔をみよ。
どうだ、これが久保建英だ。

チームをトーナメントにつれていく。
これがかれのもっかの課題。

わたくしは久保建英選手のボールタッチがおおすぎるのではないか。
そう考えている。





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おそまつ、なでしこジャパン0-1英国 [サッカーの基礎]

東京オリンピック サッカー女子 1次ラウンド グループE
日本0-1英国

なでしこジャパンをみた。
ひさしぶりである。
途中でチャンネルをきりたくなった。
我慢してみていたが、そのせいで気分がわるい。

こんなにも劣化していたのか。

プレッシングなどなし。
無駄なロングフィード。
へたくそのくせに足元にパスをだそうとする。
パスはコースをはずれる。
ボールをとめられないから、
ルーズボールになる。
英国はそこをねらってくる。
へたくそなのだからこそスペースへ配球し前進しなければならないのに。
スペースをつかう工夫がまったくみられない。

おそまつもここまでくると言葉がない。

熊谷紗希選手は攻撃でつかうべきではなかろうか。

体格で劣って、プレイも劣っていては、
勝てるはずがない。
勝負にすらならないのではなかろうか。
カナダ戦は引分けたようだ。
それだって、たまたまなのではないのか。

すくなくとも走り負けしてはならないのに。
走ってすらいない。
ひどすぎる。
高倉麻子監督の解任をのぞむ。
これではだめだ。

参考
負けてたまるか
http://www17.plala.or.jp/borisu/fujun_sports.archives04/fujun_sports.4.26.04.html





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日本2-1メキシコ [サッカーの基礎]

東京オリンピック サッカー男子 1次ラウンド グループA
日本2-1メキシコ

コールキーパーがパントをせず、
ディフェンスからくみたてる。
その光景をみていると、
イヴィツァ・オシムさんがヘッドコーチをしていたころの、
JEF市原をおもいだした。
パントキックはともすると、
たやすく相手にボールをわたすことになる。
オシムさんはそういいはなっていたっけ。

前線からのプレッシング、
スペースへのボール。
オーヴァーラップはなかったけれど、
オシムさんがいたころのJEF市原時代を彷彿させた。
前半はベストバウトである。

個人的ではあるけれど、
オシムさんが率いるJEF市原には、
素晴らしいサッカーをみせてもらっていたのだ。
実感した。
それがたしかめられただけでも、
わたくしにはありがたい内容であった。





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日本77-88スペイン [東京オリンピック]

東京オリンピック バスケットボール男子予選リーグ グループC
日本77-88スペイン

この試合のまえにアルゼンチン対スロベニアの試合があった。
アルゼンチン100-118スロベニア
スロベニアのエース、ルカ・ドンチッチが48点の活躍。
八村塁選手がおなじような結果をだせば、ジャパンも勝てる。
渡邊雄太選手と八村塁選手で50点を取れば勝てる。
40点ならば僅差で勝つかもしれない。
そうおもった。

スペイン戦。
26-26の状況から、3ポイントシュートを決められ
あっというまに、26-43。
17点差。
このときはゾーンディフェンス。
試合は77-88でおえた。
11点差につめているのである。
オールコートマンツーマンのディフェンスが功を奏した。

26-26の状況で、
スペイン9番リッキー・ルビオ選手の3ポイントを減らせていたら、
展開はかわることになる。
ここでオールコートマンツーマンディフェンスにかえていたら、
11点差はなかったかもしれない。
残念でならない。
あと、馬場雄大選手のトリッキーなパスはしないこと。
2度のミスは痛い。





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必死とは、日本2-0アメリカ合衆国 [東京オリンピック]

東京オリンピック ソフトボール決勝
日本2-0アメリカ合衆国

一塁へのヘッドスライディングを何度も見た。
わたくしはそれが有益か無益か問わない。

もしわたくしが選手で、
どうしても勝ちたい。
そこで打順がめぐってくる。
凡打。
けれど、なんとかして塁にでたい。
そうおもっているのならば、
おもいきりヘッドスライディングするだろう。
駆けぬけるほうが速いのかもしれない。
けれど、塁にでる、
どうにかして塁にでたい。
ヘッドスライディングのほかに術はないじゃないか。

わたくしはその光景を、また見た。
こころが震えた。
必死、とはつまり、愚直。
そんなことはどうでもいい。
塁にでる。
ただ塁にでたいのだ。

必死とは。
すばらしい手本を、
きのうのソフトボール日本代表チームはみせてくれた。

参考
一塁へのヘッドスライディングが差をわける
http://www17.plala.or.jp/borisu/fujun_sports.archives04/fujun_sports.4.25.04.html





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日本4-0フランス [サッカーの基礎]

東京オリンピック サッカー男子 1次ラウンド グループA
日本4-0フランス

試合へのはいりかたはダメなときのニッポンに戻ってしまっていたようにおもう。

ただ、
地元の利は、
時差がないこと。
それと天候に慣れているということだろう。
フランスチームはあきらかに疲れていた。

日本チームは、
メキシコ戦の先発から、林(鳥栖)大地選手と相馬(名古屋)勇紀選手が、
上田(鹿島)綺世、旗手(川崎)怜央選手にかわった。
チームはすっかりかわってしまう。
そんななかで1点目。
久保建英選手の縦へのパス。
その判断とコース。
簡単そうに見えるけれど、
ワールドクラスといわざるをえまい。
それを上田綺世選手がゴールへパス。
はじいたところに久保建英選手がいた。
その判断にもう迷いはないのではなかろうか。

上田綺世選手はペナルティエリアにいるのにもかかわらず、
パスを選択した、
いただけない。
あなたはフォワードだ。
むしろ縦へつめてゴールへパスを放つべきである。
ゴールしか見るな。
そう伝えたい。
旗手怜央選手もペネルティエリアにいるにもかかわらず、
パスを選んでいる。
その判断はまちがっている。
むしろ、めのまえのスペースへ、
縦へ、
エンドラインへ、
攻勢をかけるべきである。
フランスのスカウトの目にとまる絶好のチャンスなのに。

ペナルティエリアでのパスなど、
わたくしのサッカーでは考えられない。





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スロベニア116-81日本 [東京オリンピック]

東京オリンピック バスケットボール男子予選リーグ グループC
スロベニア116-81日本

渡邊雄太選手と八村塁選手で50点を取れば勝てる。
40点ならば僅差で勝つかもしれない。
とはスペイン戦で書いた。
この試合、
渡邊雄太選手は17点、
八村塁選手は34点、
Bリーグ比江島選手は10点。
八村塁選手、獅子奮迅の活躍ではある。
それにつづく選手がいない。

Bリーグのレベルアップはされてはいよう。
けれど、
決定的にたりないのは、
Bリーグ所属選手の得点である。
Bリーグ最優秀選手賞の金丸晃輔選手ですら先発で出場できず、
出場時間もみじかい。

3ポイントシュートを失敗しては相手にゴールを決められ、
また失敗しては相手に決められる。
ゴール下へもぐりこむこともせず、
ダミーのうごきすらない。
スペースへ走らない。
ムダ走りがほとんどないのはどういうわけなのだろう。

2016年、Bリーグ開幕の時に書いた、
http://www17.plala.or.jp/borisu/fujun_sports.archives16/fujun_sports.09.23.2016.html
そのときの問題点は解消されていないということなのだろうか。





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なでしこジャパン1-3スウェーデン [サッカーの基礎]

東京オリンピック サッカー女子 準々決勝
日本1-3スウェーデン

敗北が決まって高倉麻子監督に小言をなげかけるのはフェアではない。
なさけないのは、
選手諸君はいったいなにをおもいながらやっていたのか、
ということである。
高倉麻子監督に、率直に意見を述べる選手はいたのか、
ことばで、プレーで。

わたくしは、
なでしこジャパンが英国に負けたとき、
その無様(ぶざま)さに、
監督更迭すべしといった。
それはカンフル剤としての選択である。
選手が奮えば、
試合はかわる。
選手が奮わなければ、
チームはかわらない。

スウェーデン戦をみていると、
それは無理だと感じた。
きっと、だぁれも意見を述べることはなく、
熊谷紗希選手数人が精神的な文言をいい、
それでちゃんちゃん。
ではなかろうか。

かんがえる訓練をしていない。
そう感じた。
ゆえの凡プレーということであろう。
チャンスの大切さを知らなさ過ぎる。

参考
たいしたことないことは、たいしたことない アテネオリンピックサッカー女子日本代表チーム
http://www17.plala.or.jp/borisu/fujun_sports.archives04/fujun_sports.8.12.04.html





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苦戦とは、日本4-2ニュージーランド(PK戦) [サッカーの基礎]

東京オリンピック サッカー男子準々決勝
日本0-0ニュージーランド
PK4-2

たとえば、
格上だと、
そういわれたチームに勝つ。
それを3回つづけたわけだ。

調子にのるな、
といったところで、
調子にのらない、
はずはない。

ニュージーランドは素晴らしいチームであった。
技術的には数々のちいさなミスを繰返してはいた。
けれど、するべき仕事をこつこつとこなしていた。
オールブラックスを擁する国である。
英国が宗主国であった地域に、
あきらめず、
ねばりづよい、
印象をもつのはたまたまなのであろうか。

苦戦は苦戦するチームにしかうまれない、
とは以前書いた。(下にリンク)
苦戦をしらないこどもたちに、
口伝しても、ほんとうのところは伝わらない。

ニュージーランドとの一戦は説得力をもつ。
チームは苦戦をへて、はじめてチームになっていく。
その触媒こそが苦戦して勝つ、
という意味であろう。

参考
こうして日本は苦戦する
http://www17.plala.or.jp/borisu/fujun_sports.archives04/fujun_sports.4.1.04.html





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