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うまい騎手とは [競馬]

シャフリヤール。
第88回東京優駿(日本ダービー)がおわったばかりである。
馬がつよかった。

Number(ナンバー)1027号で
日本ダービー直前 ウマい騎手ってなんだ?
わたくしはおもう。

ニッポンの競馬は馬込をきらう。
つねにばらける。
だから不利のないつよい馬が勝つ。
そとに出し、直線で抜く。
それでいいのではないかという。
では、騎手はなんのためにいるのだろう。

だから世界で勝てないのではなかろうか。
馬込をつくり、そこから追出す。
その経験値をふやすこと。
それが騎手のみならず、競走馬もつよくなる可能性をもつ。
ひつようなのは根性ではない。
経験であり、騎乗数である。

世界にでなくても中央競馬会にいれば、それなりの待遇をうける。
でていくひつようはない。
が、岡部幸雄さんや武豊騎手はなぜ世界へでていったのだろうか。
たりなさをしるからではないのか。

馬込をきらわず、まわりをかこまれてもなお辞さず。
馬にしるべをあたえ、昂然(こうぜん)とゴールをめざす。
しなやかで、しかも屈強な剛腕をそなえ冷静な判断ができる。
1986年第3回ブリーダーズカップターフで優勝したマニラ。
そのときの鞍上ホセ・サントス。
2014年ドバイシーマクラシックで優勝したジェンティルドンナ。
鞍上はライアン・ムーア。
馬のちからと騎手のちからがともになければ勝てなかった。
騎手の醍醐味。
これこそが競馬ではあるまいか。





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独占インタヴュ ディープインパクト [競馬]

むかし、
ディープインパクトにインタヴュしたことがあります。

勝てなかったね、
というと、
負けたほうがすくないよ、
といっていた。
どうして負けたのさ、
ってきいたら、
いっつも、そとそとで走ってきたから、
競われたら焦ってしまって、
っていってたなぁ。
あれでは勝てないよ、
ともいっていた。

こちら(ニッポン)では縦長にばらけた展開の競走になるよね。
邪魔にならないような配慮がされるのかな、
そうおそわっているのだろうか、
そこ、じゃまじゃま、ってな具合なのかな。
とにかくコロニ(馬群)ができにくい。
でもね、
欧州やU.S.A.の騎手ならばどの距離の競走でも、
最短距離で走らせるべきだとおもっている。
それが競走馬の負担をいちばん軽減できる。
だからコロニができる。
だのに、
ここ(ニッポン)ではそうじゃない。
むしろコロニをさけるような競走になっている。
競走馬よりも対人に重きをおいているようにみえる。
ということは、
競走馬にとって、
よけいな距離を走らなければならなくなる。
そとへそとへってなるじゃない。
これがけっこうこたえるわけさ。
スタミナだって無尽蔵ってなわけないんだから。
それをここ(ニッポン)の競馬サークルのひとたちはわかってないな。

海外で活躍できる馬はたくさんいるよ。
それはたしかです。
でも、ここ(ニッポン)の騎手がそういった塩梅(あんばい)だから、
勝てないのさ。
中央競馬会なんて、騎乗数すくなすぎですよ。
騎手は騎乗数にまさるものないんだから。

ディープインパクトは、
なんでもきいてきいて、
うれしそうにいうと、
こんどはいつくるの。
むこうへ駆けていった。
また質問しにいこうとおもっていたら、
永遠にあのよにいってしまいました。南無





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