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真剣勝負とは [ことば]

わが代表チームはフランス代表を本気にさせた。
イングランド代表は真剣であった、
とよく聞く。

だれが決めたのか。
なにをして、
本気か、
本気でないかをしるのだろう。
どこをとって真剣とするのだろうか。

いいかげんにやめようじゃないか。
いっけん、
わかっているように見えるけれど、
本当はわけのわからない、
こういう妙ないいまわしは。
害がある。

真剣勝負とはどんなときのことをいうのか。
自分にあてはめてみればいい。

現況をなんとか打ち破りたい。
そのために真剣勝負。
ちがう日常をむかえたい。
だから真剣勝負しなくっちゃ。

いいや、
ちがう。
虎に襲われたとき、
どうするだろうか。
暴漢におそわれたとき、
どうするだろうか。
著者とてもどうしょうもない。
一撃必殺でこられたらたまったものじゃない。

このとき虎や暴漢は真剣勝負を挑んできているのである。
善悪ではない。
真剣とは本気のことをいうのでもない
まさしく真剣とは本物の刀で勝負することをいう。
厳しい言葉であって、
軽はずみでつかえるほどやすい言葉ではない。





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ゴールがすくないわけ [サッカーの基礎]

サッカーとはどういう競技か。
よりおおくのゴールをきめたチームが勝つ。
というにすぎず、それ以外は附則にすぎない。

肝に銘じてほしい。

             *
十数年ちびっこたちとサッカーをたのしんできた。
そのなかで、仮説をえた。
実感である。
全日本(いいかたは古いけれど代表といういいかたがすきではないので)の試合を観ていて気がついた。
サッカーをはじめたころからのゴールをきめる回数が圧倒的にすくないのではあるまいか。
ゆえにJリーグその他、邦人が出場する試合でのゴール絶対数がすくないのではなかろうか、ということである。

核心からいう。
サッカーをはじめたころからやるべきことは、ちびっこたちにゴールゴールゴールのシャワーを浴びせてあげることである。
なぜならば、ゴールがひとをそだてる。
その可能性をもつがゆえ。





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ゴールのシャワーを浴びせるには [サッカーの基礎]

では、どうするか。
ゴールキーパーをおかない。
ゴールキーパーをおくと、ゴールキーパーがいなくてもきまらないゴールがいっそうきまらなくなる。
サッカーはゴール。
それで完結の競技なのである。
ゴールのまえに半円のエリアをもうけ、そこは攻撃側以外ははいれなくする。
もちろんオフサイドなぞは設定しない。
あるちびっこが敵陣ゴールまえでまっていても、それはそれでひとつのアイディアである。
いいアイディアだね、といってあげてもよいだろう。

5点きまるまでつづける。
10点でもいいだろう。
得点者をひとりづつきめて、全員が得点者になるようにする。
あとは自由。
いままでなかなか得点できなかったちびっこが1度得点をきめる。
すると再度きめたくなる。
これこそがゴールをきめるという本質。
これがサッカー。
そのときのかれらの立ち位置は攻撃者のものである。
自然とそうなるがよろしい。

あそびゆえ楽しい。
だから集中力が発揮される。

上達はしているかどうかはわからない。
けれど、なにかはわずかではあるが、かわっているはずである。

わたくしはそのようにしてゴールゴールゴールをちびっこたちに浴びせている。





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ポジションはどこでもOK [サッカーの基礎]

ポジションについてはなにもいはない。
とにかくゴール、ゴール、ゴール。
どこにいてもゴールはねらえる。
キーパーはいないのだ。
それでも、かれらはポジションをおさえてくることがある。
おれはここで、おまえはここ、というふうに率先して指示をだす子がいる。
かれのまわりでおとなたちがすることを聡明なるちびっこはまねる。
が、いっさいかまわない。
わたくしは、ポジションには拘泥しない。
どこでもいい。
どこからでもゴールはきめられる。
きめる意志をもつか、否か。
サッカーの真髄はここにつきる。

1対1の場面ではパスをだすのではなく、どうしたら敵陣を突破できるか。
勝負をうながす。
攻撃者が有利ゆえ。
もしどうしてもひとりでいけないのならば、パスをしてみれば、という。
まずはひとりでいく。
そしてひとりできめる。
それが最善。
ドリブルはひとりでいく。
1対1ならば、かならず勝負することをわたくしは声をだしてなかば強制する。
味方へのパスはあくまでも次善の策にすぎない。
サッカーは組織ではなく個がきそう競技なのである。





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