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肉はにがて、いまはトンカツだいすき [とんかつ大好き]

肉はにがてで、
実家では豚すきがおもで、
牛すきやきをたべたのは上京してからである。
まわりには乳牛がちらほら。
町の人口よりも牛のかずがうわまわっていた。
が、牛肉はたべなかった。

なにより牛肉は高価であった。
豚すきは肉がかたく、
かんでいるときもちわるくなり吐きだしてしまう。
それがいやでにがてであった。
函館の叔父をたずねたとき、
おばうえが豚のロースを焼いてくれた。
それがおいしかった。
いらい、豚肉はおいしくたべられるようになった。
とはいえまだあぶらみは苦手であった。

トンカツは大晦日、
母親は揚げてくれた。
だいすきなポテトサラダもたくさんつくってくれた。
で、
トンカツをおいしいとかんじるのは札幌にでてからで、
札幌駅前、
札幌国際ビル地下にトンカツ屋があって、
そこで月に2・3回、カツ定食をたべた。
とりわけソースがなじみのブルドックソースとはちがっていて、
甘みがつよかったと記憶している。
それをキャベツにたっぷりかける。
和からしもたっぷりつける。
肉の味はきえてしまっている。





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かつ丼だいすき [とんかつ大好き]

そこでとんかつをたべた記憶はすくない。
かつ進三組坂下外神田店。
もちかえりのかつ丼ならばなんどたべたかかずしれない。
かつはおおきく、
容器にどっぷりとのっている。
たまねぎはすくなめで、
とじた卵の白身が印象的であった。
うすむらさきのしば漬けがそえてあった。

もう20年いじょうたつ。
値段もあのころ600円はしなかったのではなかろうか。
580円とかそんなところであったとおもう。

ヴォリュームと濃いあじつけがだいすきであった。

御徒町はとんかつの有名店がおおい。
有名店はそのころからやわらかい肉をうりにしているようであった。
が、
断然、
ときたま筋の部分を前歯でかみきらなければならなかった、
ロース。
あのかつ進の、
かつ丼がいちばんであった。


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かつ、カツ、カツレツ [とんかつ大好き]

御徒町はとんかつの名店がおおい。
井泉はそのひとつ。
はじめていったのは先輩といっしょ。
かれがおごってくれた。
東京優駿つまりは日本ダービーでダイナガリバーが優勝したからだといった。
けっこうな払戻であったらしい。

で、井泉。
カウンター席であったろうか。
カツ定食をたべた。
やわらかさにおどろいた。
ごはんのおかわりを3度。
みそしるは2度であったか。
女性のまかないさんが、
「おてまえさん、おてい1まい。」
おっとりしていて、
キリッともしていて老舗の矜持もふくみながら風情をかんじたきがしたのをおぼえている。

かにサラダを追加で注文した。
きゅうりとかにをマヨネーズであえるだけなのだけれども、
瓶入のマヨネーズにかくし味がはいっているような、
日常つかっているポリエチレンのチューブのマヨネーズではおなじような味がだせない。
かに肉とかに風味の素材のちがいだけなのかもしれないけれど。
かつサンドも人気なのだろうな。
好きだという知人がいる。


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ひれかつ [とんかつ大好き]

30年まえになるだろうか、
御徒町の蓬莱屋でひれかつをたべた。
ぽん多もそのころであったとおもう。
いずれもみるからに上質なひれかつであった。
ともにころもはうすい。
蓬莱屋よりも、
ぽん多のほうが揚げる温度がひくいせいか肉の色がちがう。
ころもとてまったくちがうわけなのだけれども。

ロースがすきなので、
あのひれの上品さというか、
脂っけのなさが単調におもえたのをおぼえている。
そして10年ほどまえに蓬莱屋へいった。
むかしの記憶が強かったのか、あまり印象にはのこらなかった。

30年まえといえば、
蓬莱屋のひれかつは高価であった。
その印象がつよく、
なかなか暖簾をくぐれなかった。
わたくしの舌がこえたのかどうかはわからないけれど、
ただのひれかつになっていた。
食は舌ではなく、
脳でたべている。
それほどにとんかつは一般化し、
ひれもまたおおくのひとの口になじんだということなのだろう。
裕福になった。



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