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バックパスはくせである [サッカーの基礎]

2022年ワールドカップ カタール大会アジア最終予選
10/7 サウジアラビア1-0日本

カタール大会で上位になるためには、
アジア予選でばたばたしてもはじまらない。
予選はむずかしいとか、
W杯は予選にこそある。
いろいろといわれるけれど、
敗退すれば出場はできない。
それだけのこと。

1本のバックパスをさらわれた。
サウジアラビア9番FWフィラス・アル・ブライカン選手はねらっていたのだとおもう。
柴崎岳選手はどんなときにバックパスをだすか。
データがあたまのすみにのこっていたのではないだろうか。

バックパスはくせである。
くせはにたような状況ででるものである。
それを読まれていたのだろう。
にたような状況をつくればよい。
ちかよって縦へのパスコースをふさげばいいのだ。
柴崎岳選手のくせが露見した。

くせはくせだと意識すること。
バックパスするかしないか。
意図をもつ選択にする。
意図のないプレイがくせであるゆえ。
それで質はかわる。
それと同時に、
柴崎岳選手にはプレイの質もかえてもらいたい。
もっともっとミドルシュートをはなつことを使命としてほしい。
壁パスでのワンツーをつかった前進。
ゴールへのパス。
攻撃への強い参加である。

浅野拓磨選手はトラップが課題。
久保建英選手のようにできれば、
鬼に金棒なのに。





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得点王ロナウド・ルイス・ナザリオ・デ・リマ [サッカーの基礎]

2022年ワールドカップ カタール大会アジア最終予選
10/12 日本2-1オーストラリア

カタール本大会にでたければ、
勝つ。
がたがたいわず、
おもいはひとつでいい。

伊東純也選手は得意のドリブルでしかけてはいた。
ただ、すくなくともあと5回はチャレンジできたはずである。
すくなくとも、
である。
伊東純也選手は相手ディフェンスのうしろ、
スペースがあるのにもかかわらず、
スローダウン。
なぜ、行かないのか。
なぜそこでとまってしまうのか。
なぜゴールラインまでつめないのだ。
わたくしはひとり憤った。

なんかいもおなじプレイをくりかえす。
なんかいもくりかえす。
それでもくりかえす。
また、
また、
またくりかえす。
こんな選手はみたことがない。
ならば、みせてあげればいいじゃないか。

W杯日韓大会得点王のロナウド・ルイス・ナザリオ・デ・リマとて、
なんどもおなじプレイをくりかえしていたにすぎない。
そのことをだれもわかっていない。





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采配、そして人事とは [サッカーの基礎]

2022年ワールドカップ カタール大会アジア最終予選
10/12 日本2-1オーストラリア

この試合、
森保一監督の采配に注目したい。
後半の39分。
守田英正選手にかえて柴崎岳選手をいれた。
できれば後半のすべてを柴崎岳選手にあげたかったのではなかろうか。
雪辱の機会である。

ただ事態は逼迫(ひっぱく)していた。
そのなかで、
のこり数分ではある。

柴崎、
挽回してこい。
1点、
獲ってこい。
そういってピッチにおくる。

負けは森保一監督ご自身の更迭につながる。
それとともに、
捲土重来(けんどちょうらい)を期す、
ひとりの選手の将来がかかる。
そんな試合。
ぎりぎりの決断ではなかったか。

森保一監督の判断を、
ご立派。
かけねなし。
わたくしはおもう。

あとは柴崎岳選手の判断しだいである。





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魂をこめる [サッカーの基礎]

「ラモス瑠偉さんを代表チームの監督(男女可)に」 (個人的キャンペーン第1弾)

魂をこめる
カズがいう
ラモスがいう
ゴンがいう
名波がいう

魂をこめる。
魂なんてないさ。
そんなことはしっている。

でも魂はあると信じる人間に魂の有無を問うてみても意味はない。
あるか、ないか、が問題なのではない。

魂をこめます。

カズ三浦知良選手がいう。
ラモス瑠偉選手がいう。
ゴン中山雅史選手がいう。
名波浩選手がいう。

海外でたたかった経験をもつアスリートだけがいう。
強い口調ではっきりという。

だが国内だけの経験しかもたないものは口にしない。
これは偶然ではない。
決して。

一線はここに画される。

魂をこめるとは全力であたることをいうにすぎない。
だがそれだけでは世界では勝てないことをかれらはしっている。
あえて魂をこめる、という。
それは全力であたることであり、もっている力をだしきることである・・・。
いや、

それだけでは足りない。
それだけでは勝てない。
全力を出すのはあたりまえ。
全力を出し切るだけではなく、もっている力いじょうのものを出す。
そしてそれを出し切るのだ。
このイメージ。

あるか、ないかわからない。
けれどあるはずだという確信に近いもの。
それが魂をこめることなのである。

そうしてかれらはおのれを奮いたたせ、勇気づけている。

魂をこめながら。(11.25.03)





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史上最強ドーハ組 [サッカーの基礎]

「ラモス瑠偉さんを代表チームの監督(男女可)に」 (個人的キャンペーン第2弾)

  カズ三浦知良選手のために、ラモス瑠偉選手のために、
  史上最強ドーハ組

ドーハ組は相当に強いチームであったのではないか。

当時、イラク、イラン、サウジアラビア、韓国、日本とも実力は拮抗し、
どのチームが勝っても、負けても不思議ではなかった。
イラクに引き分けたこととて、よくぞ、と褒めていいのである。

あのときのイラクはアジア最強であったかもしれない。

ただ、イラクと引分けたから、ワールドカップへいけなかった。
このことが敗北におもえてしまうのである。

よくぞイラクと引き分けたものだ。

イランに負けたことが結果的に痛手となった。

左サイドバックの故障で層の薄さが誇張されたきらいはあるけれど、
全般としてはザベストチームである。
そうおもう。

いわばラモス瑠偉選手の強烈なリーダーシップと檄、
柱谷哲二選手の声、
カズの決定力、
高木琢也選手の高さ、
汗かきダイナモの北沢豪選手、
ロングフィードの井原正巳選手、
2列目からの飛び出しの福田正博選手、
スーパーサブ中山雅史選手、
とそれぞれの役割をこなしていたのである。

いまの代表はどうだろう。

小野伸二選手の強烈なリーダーシップ、
中田英寿選手の声、
中村俊輔選手の正確な配球、
稲本潤一選手の2列目からの飛び出し、
ドリブルの本山雅志選手、
決定力は、
スーパーサブは、
高さは、
あとはどうだろう。
みんな上手なのだけれど、全般としてザベストチームとはいいがたい。

それは、個とチームのありかたといおうか、
ワンフォーオールの精神が明確であったドーハ組と、
いまひとつわがままなまま、
そこに気がつかず、
どこをどうしていいのか見つからないでただ喘(あえ)ぎつづける、
いまの代表との違いである。

簡単に言えば役割を制御することである。
カズとラモスのために働くのだ、
という明快な論理を、
かれらドーハ組はもっていた。

タカのために、ヤナギのため、ヒデのためにおれは働くのだ、という無私がいまの代表チームには、まったく感じられない。
強いチームの必要十分条件を満たしていないのである。

むかし強かったチームは、いまでも強いのである。
それは、強い理由をもっているからにほかならない。

強い理由は、決して古びたりはしないものである。(9.13.03)





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まだ勝っちゃいないんだぜ [サッカーの基礎]

「ラモス瑠偉さんを代表チームの監督(男女可)に」 (個人的キャンペーン第3弾)

  まだ勝っちゃいないんだぜ
  ラモス瑠偉はいった

末續選手の走りはいままでに見たことがない。

だいいち、ワールドアスレティックスやオリンピックの大舞台で、予選、2次予選とはいえ1位通過。
しかも150㍍をすぎて、左右を確認するところなぞ、ついぞ見たことがない。
驚きとはそういうもので、いつも新鮮である。

ただ、気になるのは、そのあとのレース後のインタビューに見られた余裕?である。
まるで、もう勝ったとばかり。
はしゃぎすぎていたことである。

気持ちは判る。
あまりにも予定どおりなのだろう。
だから、妙におかしくてたまらないのであろう、顔が緩む。

しかし、ほんとうは、ここからが世界、ここからが勝負なのだ。
いわば、かれにとっても、観衆であるわれわれにとっても、ここからは未知の世界だからである。

女性のインタビュアーにおちゃら系のスマイル。
いままで見たことのないことをしているのに、そんなところを微塵も感じさせない。
相当な練習量と綿密な計画がなした自信なのであろう。
うれしい表情は見ていてもうれしくなるものである。

そのとき、
ふうっと、
ドーハでの韓国戦が終わったときのラモス瑠偉の顔がうかびあがってきた。
宿敵韓国にワールドカップ予選ではじめて勝った。
泣きじゃくる同僚をまえにして、ラモス瑠偉はいった。
「まだ、勝っちゃいないんだぜ」。

杞憂であることを祈りたい。(8.28.03)





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ラモス効果 [サッカーの基礎]

「ラモス瑠偉さんを代表チームの監督(男女可)に」 (個人的キャンペーン第4弾)

  ラモス効果
  たたかう波戸康広選手、増田忠俊選手

柏レイソルがガンバ大阪に勝った。
降格の危機にある下位チームが現状の首位を破る。
フットボールサッカーではしばしば見る光景である。
それだけのことじゃないか。
それなのに、まるで、優勝でもしたかのようにうかれている。
なさけない。

ラモス瑠偉コーチをみよ。
前面にでることをひどく嫌っている。
あたりまえだ。
勝利は選手のものだからだ。

ラモス効果だという。
それはそうだろう。
ラモス瑠偉さんはワールドカップで4位になっている。
4位だぜ、4位。
すでに実績をもっている。
たとえそれがフロックとしても、フロックだけで世界のナンバー4になれるはずがない。

著者がいちばん腹立たしいのは、レイソルの選手諸君のプレーがいままでと違っていた、その1点である。

たしかに波戸康広選手や増田忠俊選手はたたかっていた。
最後列から選手を叱咤する波戸康広選手の雄姿。
その姿こそ柏レイソル、ひいてはニッポン代表に欠けているものである。
ニッポン代表復帰もみえてくるのではなかろうか。
増田忠俊選手はまるでブラジルのエメルソン・フェレイラ・ダ・ロサを彷彿とさせた。
あれこそがボランチなのだ。
プレーの質の変化は、ともすれば増田忠俊選手の選手寿命をもながくさせるのではあるまいか。

が、エース玉田圭司選手が試合後のお立ち台で、
「ラモスがきたから気持ちがはいった。」
なぞとのたまう。
がっかりだ。

ならば、ラモス瑠偉がこなかったら、まえとおなじようなぶざまな試合を繰り返したのか?
著者は問う。
負けるのはエースがたたかっていないからじゃないのか。
勝てないのはエースがゴールをあげてこなかったからじゃないか。
いってみれば、柏レイソルの弱体は玉田圭司選手の責任、それにつきる。

「ラモスコーチがはいってから、かわりましたね?」
報道陣にきかれても、
「そうですか、なにもかわっていませんよ。かわったのはみなさんの見方ではありませんか。」
という。
意地でもそう言う。
それがプロだと著者は信じる。(9.18.05)





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