SSブログ

糞尿譚 [わがまち士幌]

わたくしの地方では、
むぐす、
糞をむぐす、
糞をもらすことをそういった。

ちびっこたちが(とくに男子)こぞって糞尿に関するはなしでもりあがるのは、
みなおなじような失敗談を経験するからではなかろうか、
とおもう。
糞尿に関するはなしがすきなのではなくて、
つよく関心がある、
というべきかもしれない。

わたくしは保育所にかよっていたわけである。
保育所は街のはずれ。
わが家も街のはずれ。
けっこう歩くことになる、

播州屋は3軒となりにある。
その店のまえまでは辛抱できていた。
でもだめであった。
わたくしは撃沈し、
のそのそとあるきかたをかえていえにたどりつく。
母親におこれれる。

あるときまたむぐす。
そのパンツを厠(かわや)のてまえの物置、棚のしたにかくした。
おおやけになるのははやかった。
母親にしかられた。

またあるときなどは、
2階にいて我慢がならなかった。
帯広側の窓こしにびろびろと糞をたれた。
下痢であったのだ。

枚挙にいとまなし、というほどではない。
小便がしたくなって、
がまんしきれず、母親にかけてしまったことがある。
母親からかみなりがおちた。
階段でむぐしやこともあったっけ。

まぁ、これくらいのものである。
おおいかすくないかはわからないなぁ。へへへ





nice!(0) 
共通テーマ:育児

nice! 0