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手術は成功しました、という欺瞞 [ことば]

しかし、だ。
手術後に、
「手術は成功しました。」
と医者がいう。
そうか、手術は成功したのか。
これで恢復だ。
とおおくのひとはおもう。

それはまちがいだ。
手術の成功は病気が治るということを意味しない。
むしろ抵抗力がさがっているひとにとっては致命的になる。
寿命をけずる。

手術がすべてを治癒してくれるわけではない。
手術をうけるひとにとっては苦痛。
その選択をまわりのひとがしいているだけなのではあるまいか。

手術をうける。
それは肉体にそうとうな損害をあたえる。
手術まえの緊張とて、そうとうな負荷をあたえる。

おおくの医者は手術をしたがる。
触診もせず。
おおきな病院はいうまでもない。
かれらの関心事は、「ひとの死。」ではなく、手術の成功例をふやしたい。
そんなことはない。
医者はいう。
が、
どうみても、
それが病院の、
ひいてはニッポンの医療の現実。

患者は医者以上にかしこくならなければならない。
かしこくなるというのは勉強ができることではない。
やまいについて、しらべてしらべてしらべつくす。
他方、聴く耳をもつ、いい医師をみつける。
それも「なおす。」だけではなく、
やまいといっしょに暮らしていくというもうひとつの選択肢をもつ、
想像力のある医師をみつける。
その意欲。

じぶんのケツはじぶんで拭かねばならない。
わたくしはおもっている。





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