特急おおとり 2 [ことば]
特急列車に乗ったのはおさないころのことである。
特急おおとり
函館発釧路行きであった。
札幌から乗った。
満席であった。
雪がしんしんと降っていて、
ふりつもる雪と、
そのために鉄路のポイント切替がおぼつかなく、
函館本線(札幌滝川間)は各駅で臨時停車、立往生であった。
札幌駅の左側西5丁目通には跨線橋があって、
そこにはまだ路面電車が走っていた。
札幌には、
雪、
そして路面電車がよくにあう。
すてきな街。
特急切符と乗車券。
特急切符には手書で座席指定席番がしるされていた。
特急列車の先頭はまるであごひげにつららがぶらさがっているかのようであった。
長距離の特急列車をみると、
孤高のたくましさを感じた。
うすだいだいいろのボディに赤のライン。
国鉄特急の配色である。
キハ82系。
このディーゼル特急がいちばんすきだ。
特急おおとり
函館発釧路行きであった。
札幌から乗った。
満席であった。
雪がしんしんと降っていて、
ふりつもる雪と、
そのために鉄路のポイント切替がおぼつかなく、
函館本線(札幌滝川間)は各駅で臨時停車、立往生であった。
札幌駅の左側西5丁目通には跨線橋があって、
そこにはまだ路面電車が走っていた。
札幌には、
雪、
そして路面電車がよくにあう。
すてきな街。
特急切符と乗車券。
特急切符には手書で座席指定席番がしるされていた。
特急列車の先頭はまるであごひげにつららがぶらさがっているかのようであった。
長距離の特急列車をみると、
孤高のたくましさを感じた。
うすだいだいいろのボディに赤のライン。
国鉄特急の配色である。
キハ82系。
このディーゼル特急がいちばんすきだ。