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さきが見えない [ことば]

さきが見えないという。
が、
さきが見えたためしは、
いままでに、
いちどでもあったのだろうか。

ひとは未来なぞ予測できない。
歴史は、その証明にほかならなかったのではないのか。
いままでになかったことは、これからもない。
そのことを忘れている。

天気予報士という。
そういうひとがふえて、天気予報の確かさはあがったのだろうか。
天気予報士という国家試験を管理する省庁の仕事がふえただけで、天気なぞ、ちっとも予報できていないじゃないか。
あしたの予想もままならないのに、長期予想だと。
地震予知とあなじで、できもしないのに、あるのは言葉だけ。
天気も地震も予測は不可能であること、自明ではないか。
税金はこうしてむだにつかわれる。

なでしこジャパンがワールドカップドイツ大会を制した。
わたくしの予想は予選敗退。
なでしこジャパンの諸君には、わびなくてはならない。

予選リーグは注目してはいなかった。
どうせ負けるのだ。
澤穂希選手はこのチームならメダルは取れるはずだ、などとのたまう。
とれるはずないじゃぁねぇか。
シュートどころか、トラップは下手。
大会前のアメリカ遠征では2連敗。
負けっぷりもいっしょ。
アメリカチームの選手諸君がリフティングがへたくそで、ニッポンチームはアメリカチームよりも、リフティングがうまい。
だからテクニックはある。
などと、キャプテンはテクニックについて誤解する。

テクニックというのは、条件、状況がきびしくなったときの基本動作がどうかを問うものである。
雨や雪という外的条件下でボールを精確に扱えるかどうか。
疲労という内的変化にも、対応しているか。
相手が距離を縮めてきたときに、ミスなく扱えるか。
それでもなおゴールを見ているか。

リフティングが何回できるか、ヘディングが何回できるのか。
それは曲芸という。
それをわかっていない。
そんなチームが勝てるはずがない。

(…わたくしはそうおもっていた。)



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思考停止 [ことば]

思考停止という。
考えることをとめてしまう。
考えることをあきらめてしまう。
そもそも考えない。
言葉が旧態依然のままであるからだろう。
考えることは言葉なしには考えられないからである。

民主主義にかわる、よりましな政体はないのだろうか。
民主主義は最善ではない。
独裁をさける、それよりもましであるとおもわれているにすぎない。
金はかかるし、時間もついやす。
無駄がおおい。
あるひとは、いいひとによる独裁が最善ではなかろうか、といった。
できることなのだろうか。

なぜ、2月を30日にしないのか。
ほとんどのひとが、
それはへんじゃないか、
おかしいじゃないか、
とおもっていないあかし、
ではなかろうか。

加減乗除よりほかに演算の方法はないのだろうか。
数字はわりきれないことがある。
けれど、まわりをみわたしてほしい。
自然にはあまり、はない。

演算とはひとがつくりだした、ひとつの約束にすぎない。
「0」ゼロも発見されたのである。
演算がもたらしたものは現実の繁栄といえよう。
が、その演算がもたらしたもの。
人口爆発、パンデミック、核、自然破壊、貨幣。
繁栄の影はその裏返し。

風は一見、不規則に見える。
けれど、そこに規則性はないのか。
それがつかめれば天気をしるてがかりとしてのたしかさはそうとうにあがるのではなかろうか。
コンピュータの解析速度が問題なのではなく、
そこへ入力する要素である言葉こそがとわれている。
天気予報が不確定なのは、
気温、気圧、風速、風力よりほかにあたらしい概念、
あたらしい言葉を見出せていないからにほかならない。

ひとはふえた。
これからもふえるだろう。
が、ひとは言葉をふやせていない。



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傷つける [ことば]

おだやかな声の歌をきいていたら、涙がながれた。
くたびれているんだなぁ。

メディアはひとを傷つけていることにきづかない。
傷ついているのは、なにも当事者だけではない。
だまってきいている視聴者もまた、傷ついてゆく。

正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい
といったのは吉野弘さん。

よせよ、そんなことは。

教育テレビがいつものとおりの放送をしてくれているのが、すくいだね。
だって、それを見ているちびっこ諸君は、傷つかないかもしれないからね。



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ジェット機の音 [ことば]

2020年5月29日 13時すこしまえ。
航空自衛隊ブルーインパルスが都心上空を編隊飛行。
白い煙をはいて、遠ざかっていった。
あっ、またきた。
2度であった。

あのジェット機の音におびえるひとたちがいる。
その音を耳にしただけで、異常をきたすひとがたくさんいる。
わたくしはのんきに上をむいていればよい。
このちがいはなぜか。

武器はつかいたくなる。
それがひとというものであろう。
いざ、つかってみたら想像をはるかに超えた。
で、目が覚めた。
核爆弾はそうして管理するようになった。

通常兵器というごまかし。
兵器に通常も特別もあるものか。
ひとをころすため。
この単純な論理をにごすためにおおくのことばをついやす。

Imagine No Possessions
ジョン・レノンもイマジンで歌っている。
じぶんのモノ。
財産。
この意識が資本主義をかえてきたことはまちがいない。
が、それを守るために武器は産まれた。
ほんのすこし。
この意識がうすまるだけでひとの状況、いや地球そのものがいまよりもましになる。




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なぜ、医者はいばるのか [ことば]

医者が、そんなに偉いのか。
治せるものをただ治すだけのことではないか。
それとてもこころもとない。

治せないものはだれがやっても治せないままじゃないか。

なぜ、そうも医者にへつらうのか。
なぜ、医者におもねるのか。
なぜ、医者にこびるのか。

なぜ、医者はいばるのか。
なぜ、医者はおのれの能力を過信しつづけるのか。
たかがしれた知識だと、どうしてかんねんしないのか。

なぜ、医者をひととして見ないのか。

なぜ、医者というだけで優遇しつづけるのか。

難関といったってそれはそれ、入学試験の成績が、ほとんど苦手なおおくのひとよりも、ましなだけ。
ただそれだけじゃないか。





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従順か、盲従か [ことば]

繁盛する店のまえにできる列にならびながら、
おれたちは、
よぉく教育されている、とつくづくおもう。
ただ黙々と、延々と待つ。
待ち上手ではある。

おれたちが受けてきた「教育」と呼ばれるもの。
それは、個々の判断力を、
良くも悪くも強化、補強するものではなく、
単なる自制力を身につけるためのもの、
つまりは繁盛する店のまえにできる列にただならぶ、
その方法を習っただけのようにおもわれてならない。

だから延々と列にならぶ。
ならばないですむ方法など初めから考えず、
ならぶことがどういうことなのかすら考えない。

自分がよしとしたのだからいいじゃないか、ほうっておけ。
右向け右。
左向け左。
合図は聞こえない。
が、結果として選択した行動は従順。
しかして実態は盲従。
そういうことになる。

現実は、合図がない、にもかかわらず!





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教科書、最後の頁までならいましたか [ことば]

高等学校にかよっていたころ、文系なのに化学Ⅱを選択せざるをえなかった。
これはあきらかに高等学校の無配慮である。
で、教科書。
ほとんどの科目で最後のページまでたどりつくことはなかった。
英語なぞは1年生から3年生まで、1/3でおしまいではなかったか。
これは教諭の怠慢ですむ問題なのか。
それとも教科書をつくる出版社の問題なのか。
全般を指揮指導する文部科学省の問題なのか。
それを問題にしてこない受講生であるおおくの卒業生が無関心であるからなのか。

わたくしはおもう。
すべてが理由である、と。
なかでも教諭の技術のなさ、意識の低さには着目せずにはいられない。(あくまでもわたくしが目にしてきた教諭のほとんど)
なにをおしえ、なにを学んでほしいのか。
教諭免許という資格ばかりが優先し、それをクリアすることだけ念頭におかれているからではなかろうか。
ニッポンの試験、資格とはそういうもので、合格以降の研鑽には執着しない。
採ってしまえばおしまいということになる。

教員に再教育を求める動き。
それはとうぜんである。
が、なにを再教育し、確認するのか。
それよりも大切なのはかれらにもっと余裕をあたえてあげなければならないのではなかろうか。
煩事がおおすぎる。
悲鳴はあがる。
そんな職にだれが夢を描こうか。

わたくしはおもう。
医者こそ、再教育せねばならない。
医療は日進月歩。
医師はそれに対応しきれているのか。
とくに年長の医者。
資格にまもられて、はく奪されるべき医者がほとんどいないのはどういうわけか。
運転免許よろしく、資格の返上を声高にもとめるべきではないのか。
それがままならない。
それがニッポン。
国家試験、国家資格があしかせになっていることにきづいていない。







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翻訳国家ニッポン [ことば]

哲学とはなんだろうか。

ニッポンでは哲学は不毛といわれる。
東洋哲学も西洋哲学も原本の解釈に終始。
明治以来、なのではあるまいか。
翻訳ゆえに、誤訳という珍現象がおこる。
誤訳は誤訳のままいまにある。
これはいたしかたがない。
手本があるいじょう、手本をこえることはできない。
最近では翻訳するてますらはぶいて原語のまま、それをカタカナ表記する始末。

が、かんがえかたとしての哲学ならば、どうとらえるか、で、
こたえはちがうのではなかろうか。

わたくしはニッポン人は批判力がたりないとおもっている。
批判とはなにで、どのようにするのか、
その手順が曖昧なまま、いまにいたっている。

批判とはまずどうあるべきか。
どうすればそのようになるか、をかんがえ提示することにほかならない。
すきかきらいか、いやかいやでないか、は駄々とひとつ。
こうすればこうなる。
こうしたほうがましである。
それが批判ではなかろうか。

訓練がないからであろう。
語彙の不足をカタカナ言葉で埋める。
そのおおさがそれをものがたってはいまいか。

哲学とは言葉で考える。
言葉できたえる。
その訓練をいう。

なぜか。
なぜだ。
これでいいのか。
を、くりかえし、くりかえす。
そのくりかえしが哲学。
それだけのことではなかろうか。






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ウイルスはじぶんのことをウイルスとはいわない [ことば]

ウイルスはじぶんのことをウイルスとはいわない。

むかしインデアンはじぶんたちのことをインデアンとはいわない、ときいたことがある。
ナバホもチェロキもアパッチも、よそのひとが名づけたという。
地球にとってみれば、人間の存在は、いわばウイルス。
ウイルスはじぶんのことをウイルスとはよばない。

ウイルスとの共生という。
わたくしはこういうえらそうないいかたがきらいだ。
こういうことばのつかいかたが、まちがっているとおもうからである。
すくなくとも人類よりもさきにこの世界にいきている。
ウイルスがヒトに悪いことをするから。
姿がちっちゃいからか。
ヒトがウイルスをけぎらいする。
それは勝手である。
ヒトはウイルスを体内にもっている事実。
それをしらないとはいわせない。

地球にわるさをする人類。
その人類はふえつづける。
減らす方法はみあたらない。
ふえない方法をかんがえるほかない。
が、かんがえない。
地球がそれをどうとらえるのだろうか。
とらえるわけがないのだろうか。

自然淘汰とだれかがいう。
淘汰するのはなんなのか。
淘汰されるのはなんなのか。
そもそも自然淘汰とは、ありうることなのだろうか。
わたくしにはえらそうにきこえてならない。





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ニッポン、このおかねのかかるシステム [ことば]

この国はつくづくおかねのかかる国である。
おかしいじゃないか。
そう感じても、どうしていいのかわからないというのが本音ではなかろうか。
わたくしとてわかってるとはいえない。
が、どうしてこんなにおかねがかかるのか。
といきどおりはけっしてやまない。

で、コロナ禍。
やりくりにこまって給付金をくばる。
ひとりひとりにくばるのだから文句はでまい。
が、わたくしはおもう。
給付金というかたちのまえにすべきことがある。
生活にかかせない公共料金をより安価に安定させることである。
おかねがすくなくてもじゅうぶんやっていけるシステムにかえることである。

家賃は1/5に。
運賃。
たとえば山手線内は100円。
バスも100円。
地下鉄も100円。
税率がかわっても運賃はかわらない。
タクシーは1/2以下。
電気代は1/5に。
ガス代は1/5に。
水道代。
税金。
銀行手数料1/50に。
印紙代。
国家公務員の退職金の計算方法。
地方公務員の退職金の計算方法。
みなおすべきものをみなおす。
いらないものは徐々に解消していく。
どうだい。
生活しやすい国だとおもわないかい。

無茶。
できるはずはない。
するべきじゃない。
社会主義国家じゃないんだ。
あなたはいう。
できるかできないか。
そうじゃない。
やるかやらないか。

さすれば、だまっていても世界からモノもひともやってくる。





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この国の危機 [ことば]

この国の危機。
それは選挙への関心のなさではあるまいか。

わたくしはニッポンの歴史のおしえかたが問題だとおもっている。
なぜ古代からはじまるのか。
現代からはじめるべきであるのに、現代を忌避するのはなぜか。
忌避などと意図したものではなく、たんなるいいかげんな手続きでしかないのだろう。
この国らしい。

つまりそれは、選挙権はどうして得られたのか。
その歴史。
そのためにひとはどれほどの血をながしてきたのか。
それが歴史。
民主主義とは、つまり、選挙権の獲得、にほかならない。

海外をみわたしてみるがいい。
選挙権をうるために、いまもなお、どれほどの血がながれているのか。

民主主義になるために血をながしたのではない。
たまたま、まっとうなシステムが、いわゆる民主主義であったにほかならない。
そのことをわかっていない。
それが危機。
わが国は血塗られた歴史で選挙権をかちえたわけではない。
だから、おとなにその意識が希薄であろうこと。
その、おとながつたえる歴史に、説得しうる力がないこと。
自明である。
ゆえに、このざまである。





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太陽に問う [ことば]

  太陽に問う

太陽は、のぼろうとしていた。
輪郭は、まぶしくてたしかめられない。

そのとき、男は、おてんとうさまに問うた。
「おてんとうさま、おてんとうさま、おてんとうさまのちからをわたしにくださいませんか。」
「おてんとうさま、おてんとうさま、どうか、どうか、おてんとうさまのちからをわたしにくださいませんか。」
おてんとうさまは、笑いながらこたえたそうな。
「おまえのからだではわたしのちからはおさまらない。」
「おてんとうさまのちからをわたしに分けてくださいませんか。」
すると、おてんとうさまは、キリッとおっしゃった。
「おまえたちにはすでにあたえてある。」

「…なげかわしいのは、ほとんどのものが、そのことに気づいていないことなのだ。」



 絵本にしたいとおもっています。
 どなたか、合作しませんか。



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食育とは [ことば]

食育。
まず、文字。
すきじゃないな。
食べる力=生きる力。
こちらのほうがしっくりくる。
育成とかかんたんに口にするけれど、これはいわば軍事用語。
無反省のままつかわれていることばである。
食育とてそれの変装にすぎない。

食べる力をやしなうのならば、まず。
空腹とはなにか。
飢餓とはどうなるのか。
これをおしえる。
それで十分なのではないだろうか。

いさかいの原因の、
その根底には、
空腹と飢餓がある。

いまの飽食とて、
ずうっとつづくとはかぎらない。
ひとまかせにせず、
たべものだけは自力でまかなわなければならない。
そのためになにをするか。
なにをするべきか。
それを問いつづける。
いっしょにかんがえる。

食べる力をやしなうこととは、
舌をきたえることではなくて、
脳髄を刺激し、
訓練することでしかない。





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奇跡などない [ことば]

奇跡の生還。
奇跡の大逆転。
奇跡の勝利。

奇跡の大安売りはいまさらのことではない。

はたして奇跡はあるのだろうか。
それともないのだろうか。
奇跡とはいったいなにものなのだろうか。

その判断をないがしろにしたまま、奇跡はあるだろう、奇跡はあるんじゃぁなかろうか、奇跡はあってもいいんじゃないだろうか。

けっしてこの範囲をこえることはない。

奇跡という言葉はつかわない。
奇跡をつかうと、そこで思考が止まるからである。
奇跡だ、といってしまえば、すべてのできごとを、人知の彼方へ追いやってしまうからである。

いや、むしろ、そこから始まるべき顛末の整理をうっちゃってしまいたいがため、奇跡という言葉をわざとつかうのか。
それが奇跡を軽々しく口にしてしまったり、文字にしてしまったりする、ほんとうの理由なのではないのだろうか。

奇跡すらも、さっさと水に流してしまうのである。
人がそうするんだもの、自分だってそうしなくっちゃ。

はたして奇跡は毎日起こる。

やがて、
「こんにちは。」
という挨拶が、
「奇跡ですね。」
「ほんとうにきょうは奇跡ですね。」
という、わけのわからないやりとりになるかもしれない。

奇跡などない。
そう覚悟するほうがすっきりしている。





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まえむき [ことば]

わたくしは、
まえむき、
ということばがすきになれない。
まえむき、
とは、そも健康なひとたちがつかうことばでしかないと感じているからである。

健康なひとたち、というのはあなたでありわたくしである。
世の大半のかたがたのことである。
大けがや不慮(ふりょ)の事故、病、災難にあったことがないおおくのひとのことである。
ほとんどのひとのことである。

かれらはまえむきということばをよくつかう。
まえむきにかんがえよ、
まえむきにいこう、と。
大けがや不慮(ふりょ)の事故、病、災難にあったことがないおおくのひとは、まえむきといことばを、かんたんにくちにする。

大けがや不慮(ふりょ)の事故、病、災難にあったとき、ひとはどうしてよいのかわからない。
あわてふためく、か、泣く、か。
大けがや不慮(ふりょ)の事故、病、災難にあったとき、ひとはそうするよりほかない。
罵詈雑言を吐いて吐いて吐きつくし、怒り怒って怒りぬいて、のろわれた人生を悔いて悔いて悔いぬいて、そして泣いて泣いて泣きぬれて。
はじめて冷静になりうるのではあるまいか。
まえをむく、のはそれからだ。

健康なひとは傲慢で、そのことをしらない。
健康とはそういうことなのだ、とわたくしはおもっている。
それが健康であるいじょう、いたしかたない。
ひるがえって健康なひとができること。
それは、まえむきということばを発しないこと。
それだけでもましなのではなかろうか。

俵(歌人)万智さんが、おこさんとの素敵な会話をひとつ。
「先生ってさあ」と息子。
「よく、前を見なさい!って言うよね」。
まあ、あんたがよそ見ばっかりしてるからじゃない?
「でもさあ、オレにとっては、見ているほうが前なんだよね」
…ん?






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宇宙開発といえばきこえはいい [ことば]

宇宙開発といえばきこえはいい。
未開地をたがやしていく。
ただ、未開地とはだれがきめるのか。
火星はだれのものなのだろうか。

火星探査車 (Perseverance) が火星で活動をはじめたという。
だれかが火星にすんでいるのならば、火星探査機はUFOとよばれたはずである。
侵略者とよばれてもいたしかたないのではなかろうか。
ひとがアフリカ大陸へ、アメリカ大陸へでていった。
それとおなじではなかろうか。

小惑星探査機はやぶさとて、あの数粒の石ころで、いったいなにがわかるというのだろうか。
費用をかけてきたいじょう、検証のための論文は延々たるものになっていて、無味で乾燥の印象はぬぐえない。
区分しただけ。
で、なにがわかったのだろう。

地球は惑星である。
石ころだらけである。
月だって未開のままである。
そこからはじめるべきであるとおもうのだが。
ただ地球とてひとのものではないし、月とて人類の所有ではない。

糸川英夫さんの名を冠する小惑星イトカワにいってかえってくる。
ここにも所有の意識がちらほら。
命名権をゆずってもらった時点で、構想(一芝居)ははじまった。
アフリカ大陸、アメリカ大陸へでていく欧州列国を横目で見、アジア大陸へでていった過去のわが国とおなじにみえてしまう。

澤岡昭(大同大学名誉学長)さんが、はやぶさ2の帰還にさいし、さめた目を忘れずに、と題する小論で、
「大げさに快挙を強調する各社の報道姿勢は、時と場合によっては国民を間違った方向に導く危うさがある。(中略)楽観的な雰囲気に水を差す批判的なまなざしの分析が見当たらないことに一抹の不安を感じている。」(メディア時評 毎日新聞 2019/5/2)





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電気代が高すぎる [ことば]

電気代が高すぎる。
家賃が高すぎる。
ガスも印紙代も運賃も高すぎる。
携帯電話代も高すぎる。
銀行の手数料など、とられてしかるべきものなのだろうか。
値上げ、だと。
かんたんにいう。

費用がかかるのだからしょうがない。
関係者はいう。
当事者たちがそういうのだから、しょうがないとおおくのひとたちはおもう。

わたくしはそうはおもわない。
生活の基盤が安価で安定していなければ、破綻する。
その割合がふえるのは自明である。
そこに気づくことである。
ではどうするか。
適正価格。
意味からみなおす。
経済学の主題をここにすえる。

政治判断になるという。
ものいう政治家がいなければならない。

わたくしはそうはおもわない。
おおくのひとたちにその関心が高くなれば、ものいう政治家はいらない。
ものかんがえるひとたちが一定の数よりおおくなれば、世はおのずからかわる。
そうならなければ、
世はいっこうにかわるまい。

わたくしはおかしいとおもう。
ゆえに、
かわってほしいと願ってやまないだけなのだ。

やればできる、のではなく。
やればできるかもしれない、のであり、
やらなければできない。
それだけのことである。
かんがえつづけることがわたくしにのこされる手段でしかない。





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いまこそ、自己の責任を問う【コロナ禍、ひとつの対策】 [ことば]

コロナ禍がつづく。
政治判断をのぞむ声がおおい。
が、政治判断でコロナ禍をうっちゃれはしない。
問われているのは、
それぞれのひとがなにをおもい、
なにをするか、
もしくはなにをしないか。

感染症への対応は、まず、
わたくしが加害者かもしれないという前提に立つことである。
わたくしも、あなたも加害者かもしれない。
しらずしらず、感染者をふやしているのはわたくしかもしれない。
そのおそれをしることである。

感染者をふやさないために、
マスクをする、
手を洗う、
大声でしゃべらない、
密集にちかよらない、
密集をつくらない、
密集ができそうなときは分散する。
それぞれがこれらのおそれをもつこと以外に感染症への対応策はない。

政治家の号令をまつまでもなく、感染症への対応方法ははっきりしてきた。
にもかかわらず。

政治家が号令をかけるのをまっているふりをしながら、
いざ号令をかけると、難癖をつける。

わたくしがコロナに感染するのはわたくしの責任。
あなたがコロナに感染するのはあなたの責任。
そうならないために、
わたくしがなすべきことはなにか。
そうならないために、
あなたがなすべきことはなにか。
いまこそ、自己の責任を問うべきではなかろうか。

政治家の判断のまえに、
まずわたくしの判断がまっとうなのか、
どうか、
問うべきではなかろうか。
さすれば、感染させるおそれのある行為はより慎重にならざりをえまい、が如何。





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手術は成功しました、という欺瞞 [ことば]

しかし、だ。
手術後に、
「手術は成功しました。」
と医者がいう。
そうか、手術は成功したのか。
これで恢復だ。
とおおくのひとはおもう。

それはまちがいだ。
手術の成功は病気が治るということを意味しない。
むしろ抵抗力がさがっているひとにとっては致命的になる。
寿命をけずる。

手術がすべてを治癒してくれるわけではない。
手術をうけるひとにとっては苦痛。
その選択をまわりのひとがしいているだけなのではあるまいか。

手術をうける。
それは肉体にそうとうな損害をあたえる。
手術まえの緊張とて、そうとうな負荷をあたえる。

おおくの医者は手術をしたがる。
触診もせず。
おおきな病院はいうまでもない。
かれらの関心事は、「ひとの死。」ではなく、手術の成功例をふやしたい。
そんなことはない。
医者はいう。
が、
どうみても、
それが病院の、
ひいてはニッポンの医療の現実。

患者は医者以上にかしこくならなければならない。
かしこくなるというのは勉強ができることではない。
やまいについて、しらべてしらべてしらべつくす。
他方、聴く耳をもつ、いい医師をみつける。
それも「なおす。」だけではなく、
やまいといっしょに暮らしていくというもうひとつの選択肢をもつ、
想像力のある医師をみつける。
その意欲。

じぶんのケツはじぶんで拭かねばならない。
わたくしはおもっている。





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ちゃんとしてますか [ことば]

ちゃんとしなさい。
小学生のわたくしは、おとなからいわれた。
ちゃんとして。
中学生のわたくしは、女子にいわれた。
ちゃんとすれよ。
高校生のわたくしは、同級生にいわれた。
ちゃんとしようとこころがけた。
けれど、ちゃんとできたのだろうか。

ちゃんとしようぜ。
そしていま、わたくしはちびっこたちにいっている。

ちゃんと。
この副詞を多用していることにきづく。

ちゃんとしろ、
とはどういうことか。
ちゃんとしてる、
とはどういうことなのか。

ちゃんとしたつかいかたをしないと、
不確かさを放っておくことになる。

つかいてとうけてに温度差をうむことば。
つかいかたに注意をはらうべきである。

ひとのおこないにたいして、
ちゃんとして、
とか、
ちゃんとしなさい、
といういいかたはせず、
ちゃんと、つたえたいことを、
明確に、
ことばをふやして、
つたえるべきである。

つたえたいことは省略できない。
にもかかわらず、ことばを省略してしまうとどうなるか。
つたえたいことがつたわりにくくなるのではなかろうか。

ことばは省略してしまわないように、その訓練をこころがけるべきである。





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専門家にきいてからっていうけれど [ことば]

専門家は的確な判断ができるのだろうか。

わたくしはひとつの不思議を感じたことがある。

その大学には危機管理学部がある。
いざ大学の危機、というとき、
危機管理学部はその力を発揮することがなかった。
その大学内の危機に、出動とはならなかった。
大学外の危機には出動するのだろうか。
それとも大学の危機程度よりも規模がおおきくないと力を発揮できないのだろうか。
おかざりで、そもそもがやくにたたないのだろうか。

学問とはなにか。
おあそびか。

専門家にきいてみるという。
わたくしは不思議におもう。
コロナ禍はだれも経験したことがないまさに未曾有の危機。
ワクチン治療しか対応策がみつからない。
それは専門家がていをなしていないから。
なのに。

専門家にきくという。
感染症の専門家はいよう。
でも、だあれもかれらのいうことをきかないじゃないか。
メディアで、解説をしたり、
地域で活躍するだけである。
バカにしている、
もしくはしたにみているとしかおもえない。

いまさらながら、
わかったことがある。
いまいわれている危機管理とはことばだけの学問でしかないということ。
その学問とは教科書のいきをこえることはけっしてないということ。





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字の個人史、または、くせ字の変遷 [ことば]

  字の個人史、または、くせ字の変遷

いわゆるワープロ、ワードプロセッサーの出現いらい、
字を書かなくなった。
けれど、出先では書面での署名をなんべんももとめられた。
なまえだけはいくたびも書かざるをえないようである。
書くたび、そのつたなさに落胆する。

おさないころの字をみたことがあるだろうか。
わたくしのは、くせ字というやつで、
いまもってくせ字であることにかわりない。
で、書いた字をかえりみてみた。

書く字にちがいがあった。
字にたいするこだわりをおもいだした。
いまでもそれはある。
糸偏の省略のしかた。
大きな字をこころがけているが、
そのころは糸偏のかどがしなやかな曲線であった。

紀貫之のかな文字がすきで、
いろはにほへとを草書体で書いてみた。
筆ペンが登場したころ、チラシのうらをまっ黒に、
なんべんもなんべんもまねて書いたものである。

あるとき、
雲古、
下痢、
便秘、
などという文字を楷書で書いては失笑をかった。





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女性アナウンサーの手書き [ことば]

変体少女文字。
女子はこぞってその字体で文字を書いた。
なかには男子もその字体で書くものがいた。
丸みを強調した、かな主体の文字である。

うつくしい、では気がひける。
すくなくともかわいいとみられたい。
ぶりっこ、
といういいかたがあったけれど、
まさしくそんな風潮が横溢していた。

原色ではなく、あくまでも中間色をえらぶ。
そんな時代があった。

昨今、雑誌で、著名人の書き文字を見た。
書状である。

そこに新人女性アナウンサーの手書きがあった。
読みやすく、すっきりとしていて、達筆に属するのではなかろうか。
わたくしは感心した。
で、気づいたことがある。
女性アナウンサーの書く字がある傾向をもつということである。
似ているのだ。

かのじょたちは似たような環境でそだってきたのだろう。
おやごさんも、家庭環境も、教育も、友人、知人など。
おなじような境遇でそだってきたにちがいない。
だからそっくりな文字を書くのではなかろうか。

均質。
そういうひとがわずか数人の募集に応募し難関を突破。
ぎゃくをいえば、そういう均質の範囲内にいなければ、
えらばれなかったのではなかろうか。

個性がたっとばれる。
それはことばだけである。
むしろ、
字体ではないのだが、
TBSの安住紳一郎さん。
入社試験での口頭試問の録音をきいたことがある。
学生なのにメリハリがあってすっきりと、おもしろみもふくんでいた。
この、すっきり、という印象が鍵なのかもしれない。





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たわけるテレビ、これがニッポンのテレビの実際 [ことば]

癒し。
無反省につかわれてはいまいか。
それでも最近は食傷気味とみうける。

精神を語る番組のはずなのに、
なぜそこに先祖だとか心霊だとか魂、
はては前世というわけのわからない言葉がポンポンと出てくるのか。
精神を語ることと霊魂について語ることとはそもそも次元がちがう。
まじわることのない事柄なのに、
それでは味噌も糞もいっしょじゃないか。

視聴率という色でしか見ないから糞と味噌の違いがわからない。
臭いを嗅げばだれだってわかることなのに。
放送業界とはそんなに節操がなくなるものなのか。

スピリチュアルという、わけのわからない外来語を使い、そこで、
「あなたの前世はたぬき。」
語られることの奇異。
とんちんかん。
実際にかわされていることはスピリチュアルどころか、
なんのことはない、
単なるオカルトであったりする。
たちの悪いショーである。
それをゴールデンタイムに放送する。
番組を見るほうの責任、番組を作るほうの責任。
折半なのか。

精神を語ることは、
教祖が先祖や霊魂をさらすことでも、
過去現在将来について、無責任に一方的にまくしたてることではない。
大晦日、NHKの紅白歌合戦という宴の後、ニッポン各地の寺社からの中継、
その静謐にこそある。

電波にのせて公にする。
もうよせ、そんな愚は。
占いを、部屋での問答に帰すべきである。

放送会社は視聴率という虚数のみを追う。
だからなにも考えていない、と、揶揄される。
無関心でいられるのは、多額の広告費にあぐらがかけるからである。
大量の株を買われ、足元をゆすられた挙句のすったもんだ。
それとてのどもと過ぎれば熱さなぞ忘れちまう。
その反応はまさに神速。

いま世界は安全か。
いまアメリカは安全か。
われわれの家族は安全か。
アメリカのABC放送が作ったニュースの価値基準。

猟奇的な事件はないか。
おいしいものはないか。
癒しのネタはないか。
これがニッポンのテレビの実際である。(2005年の再録)





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路面電車の延伸、そして復活を [ことば]

水の低きに就くが如しという。
水は低いほうにながれる。

排水処理をきわめようが、結局、水は低いほうへながれる。
いかなる手段を講じようが、自然はひとをいともたやすくはねのける。
われわれは知ったはずだ。
自然はあっさりと人智を超えることを。

治水、
などという、
うぬぼれたことばをつかうからではなかろうか。
むしろ治水はできないとかんねんするべきである。
利水とすべきではなかろうか。
そのまえに、まずこの驕りに気づくべきである。

電力をつかわず自然のちからで水をながせるのであればそれを優先すればいい。
先達のアイディアを研究、拝借すればことたりる。
対策はすでにある。

地下の鉄道を延伸することはすぐやめて、
路面電車にとってかわるべきである。
そもそも地下をほりつづける経費は無駄である。
道路に鉄道をつければすむだけじゃないか。

交通の邪魔になるという。
邪魔はむしろ路面電車を邪魔だという、ひとのかんがえかたではなかろうか。





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政治とは税金のつかいかた、つかわれかた [ことば]

自転車にのり、
ゆっくり走っていると、
歩道のうえの黄色いブロックに車輪をとられることがある。

点字ブロックといって、正式名称を「視覚障害者誘導用ブロック」という。
視覚障害者が足裏の触感覚で認識できるよう、突起を表面につけたもので、
視覚障害者を安全に誘導するために地面や床面に敷設されているブロック(プレート)である。

わたくしはその線状ブロックのうえを視聴障害者のかたが歩いているのをみない。
駅の警告ブロック(点状ブロック)を歩いているかたはみる。
が、ひとのあつまるところではなく、ひとけのまばらなところである。

日本視覚障害者団体連合はつまずいたり、
すべったり、
不便さについて述べている。
繁華街など、そのうえに自転車をとめる無意識なひとがおおい。
そんなところを歩くな、といわんばかりの鈍感である。
めくれたり、はげおちたりする箇所もある。

政治とは税金のつかいかただときいた。
実際は、
つくったらつくりっぱなし。
利用者はほしがっているのだろうか。
ありがたいと感じているのだろうか。
つかわれているのだろうか。
この視点が欠けている。

政治とは税金のつかわれかたである。
それはつかわれかたを検証して、
はじめて是非を問うべきものではあるまいか。
福祉の名のもとに、延伸すればそれですむ問題じゃない。





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マザーよし、マザーテレサ [ことば]

わたくしのおばあさんはすでに亡い。
顔、姿がマザーテレサににていた。
しずかなたたずまいであった。

娘である義母は、おばあさんによって苦労をしいられたとおもっている。
なにかとあたりがつよかった。
いいかた、ことばづかい、にきびしさを感じた。

あるときわたくしはそのわけをつれに訊いた。
わからない。
愛情のうらがえし、なのだろうか。

後妻にはいったらしいこと。
その旦那にさきだたれたこと。
長女である義母はそのために学校をやめなくてはならなかった。
怨念もあるのだろう。
にがにがしさをかみしめたのだろう。
理不尽をのろったのだろう。

あるときおばあさん、わたくしにズバリと訊いてきた。
訊きにくいことであるのだろう、
おばあさんいがいにそれをたずねるひとはだれひとりいなかった。
率直。
わたくしはおどろいた。

わたくしはやまいに臥(ふ)すおばあさんの手をにぎりしめた。
だあれも手をにぎるひとはいなかった。
ちからをいれると、反応がかえってきた。
わたくしはおばあさんが好きであった。

ピーナッツのはいった味噌をなんべんもなんべんもこしらえてくれた。

マザーテレサに親しみを感じる。
わたくしは亡きおばあさんを、
マザーよしと呼んでいる。
ただ、声にはださない。





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いちにち3食、だれがきめた [ことば]

いちにち3食。
朝、昼、晩。
だれがきめたのだろう。

米が普段にたべられるようになったのは戦後だという。
そのころは、おかずとはいえカロリの低いものがおおかった。
ゆえにすくなくとも3回の食事は欠かせなかった。
ただそれだけなのではなかろうか。

いま、
高脂質、高たんぱくはあたりまえ。
それを3回摂る必要はあるのだろうか。
基本摂取カロリとかいうが、ひとの体型をみず判断するという欺瞞。

おおくの場合、
それはただ、
栄養の摂りすぎが、
高肥満をつくっているにすぎないのではなかろうか。

消費するカロリよりも摂取するカロリがおおければ、
そりゃ、太るだろう。
それだけのことではないか。

消費するカロリが摂取カロリとおなじくらいなら、
なにかの疾病があるならいざしらず、
すくなくとも太りはしない。
自明である。





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規範なきひとがもたらすもの [ことば]

2018年、中国・南方科技大学の賀建奎准教授(当時)は、
世界で初めてゲノムを編集した赤ちゃんを作り出したと主張し、
世界に衝撃を与えた。
のち、賀建奎(フ・ジェンクイ)さんに対し、
深圳の裁判所は、
ゲノム編集による遺伝子改変は違法医療行為だとして、
懲役3年の実刑、罰金300万元(約4700万円)の支払いを命じた。
賀建奎さんに協力した2名の科学者にも、
違法医療行為で罰金、
懲役2年の実刑と懲役1年6月(執行猶予2年)の実刑判決有罪判決が出た。
裁判所は「自己の名誉と利益のため」の行動であり、
「医療秩序を崩壊させた」と判断した。

やばい。
いじれるものはなんでもいじる。
これだって賀建奎さんの自己弁護かもしれないし売名かもしれない。
いずれにせよ、おおやけにしたからこそ話題になった。

植物やちいさな動物ではこういった事例はもはやあたりまえなのではあるまいか。
つねに飲料水、食糧の危機を内包する人類において、
それは善か悪かではかたれないところにいきついているのだろう。
いわば善も悪もすうっとむかしに提示されたまま。
善も悪もその姿、その意味するところのものはかわっているはずでなければいけない。

戒律がゆるい仏教のせいかもしれない。
共産主義とはいえそれは一部中枢の標榜するもので、
大中華は大中華のままである。

小室直樹さんの「危機の構造」をおもいだした。
規範なきひとがもたらすもの。
戦後の日本を分析した。
いままさに中国はそこにいる。





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やばい、やっべぇ [ことば]

9/21都内コロナ感染者、
6/21日いらい、3ヵ月ぶりに300人をしたまわる。
理由はわからない。

わたくしは、
2003年に、
一生懸命ってなんだろう
小論を載せた。(リンクは下)

そこで、
ニッポン人は、
やばい、
または、
やっべぇ、
とおもったときになってはじめて、
めのまえのできごとにまじめに応じるようになるのではあるまいか。

やばい、
ということば。
たべものが、おいしいときにつかっている。
そのつかいかたではなく、
ほんらいの、
やばい。
やっべぇ。

これっぽっちのことばが、
自制をうながす。
ワクチンとともに、
一役かっているのではなかろうか。

公言、広言することはない。
こころのなかで、
おもわず、
やばい、
とつぶやくときである。

ゆえに、
感染者は3ヵ月ぶりに300人をしたまわったのではなかろうか。

たまたまなのかもしれない。
が、
やばい、
と感じつづけること。
それが感染をふせぐことにつながっていくのではなかろうか。


一生懸命ってなんだろう
http://www17.plala.or.jp/borisu/fujun_sports.archives/fujun_sports.9.25.03.html






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